液中ピストンポンプNKW-VL型は、次亜塩素酸ソーダの高精度注入ポンプとしてガスロックのないバルブレス構造を採用し、吸込・吐出弁を使用しないことにより、弁によるトラブルを一掃し、従来にない高精度な吐出性能を実現しています。

　縦型シールレスポンプは特徴的な吐出機構とポンプ構造を持ち、次亜・PAC・苛性の安定した無脈動定量連続注入が可能です。
　また、使用部品数が少なく軽量化を行っているため、維持管理も容易です。

　ダイヤフラム式NTD型定量ポンプは幅広いラインナップと高精度のコントローラーにより、0.1～2,400ml/minの広い制御範囲を実現しています。
　抜群の信頼性・追従性と省エネルギー性を両立した薬注ポンプです。

　次亜冷却装置は、次亜塩素酸ナトリウムを冷却することで濃度低下を防止し、塩素酸を抑制します。
　攪拌機構によりタンク内液温を均一にします。
　冷却パイプ内に冷水を通す方法(50～1,000Lタンク)だけでなく、1,000L以上の大型タンクにも二重管熱交換器を用いた循環冷却方式により対応可能です。

　炭酸ガス注入装置は藻類等の炭酸同化作用等により生じる高pHの原水を、安全確実に適正pHに調整する装置です。
　高精度のコントロール弁による高効率のpH調整を実現しており、構造がシンプルで故障が少なく、制御部・配管部一体型のため現地工事も容易です。